わたしの勉強したLAN構築について、まとめています。
今回のテーマは「LAN構築に必要なもの」について
基本的なことになると思いますが、
初めて勉強する人に取ってはもうここでさえもつまずきの連続なので初心者目線でまとめてみました。
LAN構築で必要なもの
ハードウェア編
・パソコン
・LANケーブル
・ルータ
ソフトウェア編
・コマンドプロンプト
・TeraTerm
・Wireshark
その他
・プライベートIPアドレス
・グローバルIPアドレス
一つづつ見ていきましょう。
ハードウェア編
パソコン
Windowsで勉強を始めたのでWindowsを使用しています。
LANケーブル
UTPケーブルというものが一般的に使用される。
*UTP:Unshielded Twisted Pair アンシールデッド・ツイステッド・ペアー
電話線で使われているあのケーブルです。
特徴
取回しが簡単で安価である。
日本で一般に販売されているLANケーブルの多くはUTPケーブルでカテゴリー5(CAT5)が一般的
ケーブルにはストレートケーブルとケーブルの中で配線がクロスしているクロスケーブルがあるので注意。
機器のケーブルを挿すポート部分には、MDIという設定とMDI-Xという設定があり、
MDIとMDI同士をストレートケーブルで繋ぐとでは両方ともデータ送信となり、信号を受け取れないのでクロスケーブルを使用します。MDIとMDI-Xの組み合わせであればケーブルがクロスしている必要がないのでストレートケーブルを使用します。
一般的には、パソコンやルータなどの端末側のポートはMDI、ハブやスイッチ側のポートはMDI-Xで構成されています。
パソコンやルータには自動でケーブルに対応してくれる機能(AutoMDI/MDI-X機能)がついている事が多い。
*MDI:Medium Dependent Interface・・・境界面を従属する媒体?
HUB
通信回路を集めて繋ぐことが可能。物理層やデータリンク層での制御を行う。
・リピータHUB
複数のパソコンをつなげることができるが、
データの衝突が起きる
・スイッチングHUB
符号を用いて信号を合成したり分離したりする多元接続を行うためデータ衝突がない。
MACアドレスを一定期間記憶する。
※MACアドレス:Media Access Controlアドレス・・・Ethernetでのデータのやり取りを行うためのアドレス。まぎらわしいですが某企業とは一切関係ありません。
ルータ
IPアドレスをルーターやVLAN(virtual LAN(仮想のLAN))にアドレスを振ることによってネットワーク層での通信を可能にする。アドレス変換機能などがありネットワークを繋いでくれる通信機器。
LAN構築の主役。
私はCisco System社のルータを使用し学習しています。
ソフトウェア
コマンドプロンプト
通信端末にコマンドを送るソフトウェア。
自分のMACアドレスやIPアドレス等の確認が可能
その他機能は現在まだ不明
TeraTerm:テラターム
パソコンからルータの設定を行うソフトウェア
通信端末から通信状況を確認出来る
寺西高さんにより開発されたのでTeraは寺から?Termの意味は「任期、期間、期限」?
命名の真相は分かりません。
Wireshark:ワイヤーシャーク
通信のやり取りを確認できるソフトウェア
その他
プライベートIPアドレス
インターネット(Web上)で無効となるアドレスの為、LAN構築に自由に利用していいネットワーク
下記がそのアドレスです。
10.0.0.0/8
172.16.0.0/12
192.168.0.0/16
グローバルアドレス
アドレスが被らないようにICANNによって管理されるインターネット(Web上)で使用可能なアドレス。
あなただけのアドレスです。
ちなみに「自分のIPアドレス」とWebで検索すれば自分のグローバルアドレスを調べることが可能です。
*ICANN:IPアドレスの発行や調整を行なっている団体。
まとめ
このような機器やソフトを使ってLAN構築を行います。
初めての用語が飛び交うので難しく感じますが、私も苦戦しなが勉強しているので安心してください。
新しい勉強するのには、「あきらめない心」も必要ですね!
一緒に頑張っていきましょう。
けいこ♂
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