私はよく質問されます。
「どうして接骨院業界からIT業界きたの?接骨院の方がよくない?」と聞いていただくことが多いので
本日はなぜIT業界に来たかという理由を話したいと思います。
はじまり
私は3人兄弟の長男で決して家は裕福ではなくお父さんもお母さんも朝から仕事に出ていました。
小学生の頃は日曜日になると疲れ切った父親や体の弱い母親のマッサージから休日が始まると言うのが日課でした。
両親から「あんたがマッサージ師になればいいのに・・・」とつぶやきをよく聞いていた私は、少子高齢化社会ということもあって一生職に困らない職業なんじゃないか?という甘い考えで「接骨院の先生」を目標に目指しました。
国家資格をとり現場で働くようになって最初は仕事が楽しくて楽しくて仕方なく、無我夢中で10年間をすごしていました。気がつくと患者様の施術は3万回を超えていました。
そして日々患者様を施術する中で同じような訴えが多い事に気がつきました。
気づき
施術の中での気づいた事
それは、
「いままで飲み薬しかもらえなかった」「そんなの誰も教えてくれなかった」「もっとはやくそういうこと知りたかった」
多くの患者様がそのような意見を持っていました。
接骨院に来た時点で手術をしなくてはいけない患者様がいたこともありました。
そうした患者様のお話を聞くたびに憤りを感じるようになりました。
どうして救われるはずの患者様が救われないのだろう。
社会への憤りから自分への憤りにだんだん変わっていきました。
「このままじゃダメだ」
そう考え始めいろんなことを考え始めました。
私の”想い”
自分自身どうしたらよいか悩んでいた中でたどり着いた答えが
「接骨院に来る前に人々に提供できる疾病予防サービスがあったらいいのではないか?」
また
「病院と接骨院、患者様をつなぐことによってより良い社会をつくれるのではないか」
と思いました。
そしていつの間にか
「自分でそんなサービス作りたい!」
という気持ちに変わっていて気がついたらいつのまにかプログラミングを学び始めていました。
今度は一生職に困らないからIT業界というわけではなく、
どうしてもやりたいことがあるのでそれを叶えるためにはITの力が必要だと考えこの業界に来ました。
誕生日を迎えて
余談ですが
先日,私31歳の誕生日を迎えました。
人生は80歳まで生きると仮定すると約3万日と言われています。
60までは2万日です。
計算機を叩くと私は60歳まであと1万日しか残されていません。
皆さんはなにを大切にしていきていかれますか?
私はせっかく地球に生まれたのでこの1万日を、地球のため社会のためにすこしでも役に立てていければよいなと考えています。
けいこ♂